[2025/05/12]
2025年6月1日より熱中症対策が義務化

2025年6月1日から労働安全衛生規則の一部改正によって、事業主に対して熱中症対策が義務付けられる予定です。
対象となるのは「WBGT値28度以上又は気温31度以上の環境下で連続1時間以上又は1日4時間を超えての実施」が見込まれる作業です。
義務化が必要なほど近年の暑さは厳しさを増しており、熱中症患者も増加の一途を辿っています。正しい対策をしなければ簡単に熱中症になってしまい、疲労の蓄積や睡眠不足などは熱中症のリスクを高めます。熱中症は休めば治るというわけではなく、場合によっては重篤な後遺症が残ることも少なくありません。
熱中症と脳の関係はよく卵に例えられますが、ゆで卵を生卵に戻すことができないことと同様に、熱中症によって壊れてしまった脳を元の状態に戻すことはできません。健康に過ごすためにも十分な熱中症対策を心がけてください。